ダイエット

 
40代は、体重を減らすだけのダイエットでは、肌の艶やはりを失い、頬がこけて見えたりと年齢よりも老けてみえる原因になってしまいます。
カラダのラインを作り、顔やバスト、ヒップ周りには肉感的な感じを漂わせることが40代の色気。
 
適正体重を維持することと、カラダのラインを作ることに重きをおき、体重を減らすだけのダイエットは止めましょう。
医学的には、肥満は単に体重が重いというのではなく「脂肪が過剰に蓄積している」状態をいいます。
摂取エネルギー<消費エネルギー にすれば体重は減ります。
ただ、脂肪の割合が増えてしまっては肥満の解消はできません。脂肪を減らし、筋肉をつけるためにも、運動は必要です。
 
ダイエット目的のサプリメントが多く販売されていますが、サプリメントだけでやせることはまずありません。
全てのサプリメントは食事と運動を行った上で補助的に使用するものと心得ましょう。
 
ダイエットサプリメントを摂る時の注意点
 
ほとんどのダイエット系サプリメントにおいて、有益だとする効果の報告は動物実験での研究結果であり、ヒトでの有効な研究結果はありません。
また、臨床報告がある場合でも、食事・運動を基本として補助的に利用されている場合が多く、ただ単にサプリメントを摂るだけでは効果は期待できません。
サプリメントを過剰に摂取することで、肝臓での代謝の負担がかかり、本来の生理機能に必要な解毒・代謝に影響することも考えられます。
ダイエットサプリメントを利用することは、全く無意味だとは言えませんが、体に必須なビタミン・ミネラルなのど栄養素に比べて、優先順位はかなり低いものです。
 
食事・運動・必要な栄養素の補助的利用(サプリメントの利用)を基本とし、さらにご自身が必要とされる場合のみ、利用されることをお勧めいたします。
 
ガルシニア

おすすめ度 ★★

 
ガルシニアは、「ガルシニア・カンボジア」という柑橘類の果実から抽出したサプリメントで、成分の「ヒドロキシクエン酸」には、食欲を調整して脂肪の合成を抑える働きがあると考えられています。
 
食べ物から摂取した栄養分は、エネルギーに換えられて使われますが、余分な栄誉分は脂肪として蓄えられます。
ヒドロキシクエン酸は、炭水化物からの脂肪の合成を抑えることで、余分な脂肪の蓄積を抑え、またコレステロール合成を抑制して脂質代謝を改善すると考えられています。
 
動物実験では、脂質代謝の改善や脂肪の減少が示唆されていますが、臨床試験においては相反する効果が報告されています。
 
 
通常の使用量では、特に有害事象は報告されていません。
減量するには、食事と運動を基本とし補助的に利用するには、1日1000mgを利用しましょう。
ギムネマ

おすすめ度 ★

 
 
インド原産の「ギムネマ・シルベスタ」と呼ばれる多年草で、サプリメントとしては葉から抽出された成分が使われています。
 
有効成分は、ギムネマ酸で、糖質の消化・吸収を穏やかにし、食後の過血糖を抑えます。その結果、インスリンの分泌を穏やかにし、過剰なインスリンによる細胞への脂肪の取り込みを抑え、体重のコントロール効果が期待されています。
動物実験では、脂質代謝の改善や、高脂肪食摂取時の体重増加抑制作用が示されています。
 
生活習慣を見直した上で、補助的に利用する場合には、食事中の糖質の吸収を抑えるため、食前に摂りましょう。
ビターオレンジ(シトラス・アランチウム)
おすすめ度 ★
 
 
「シトラス・アランチウム」とも呼ばれる、ミカン科の果実で、和名は橙です。果実や果皮に含まれる「シネフリン」「オクトパミン」「チラミン」等のアミノ酸に、アドレナリン作動性が認められ、交感神経の働きを亢進することで、有酸素運動と併用した場合に体脂肪を効率よく燃焼させると考えられています。
 
 
ただし、減量効果を確信できる臨床試験は十分とはいえず、効果を得るには有酸素運動を併用する必要があります。
マテ

おすすめ度 ★

 
 
マテは、南米原産のモチノキ科の植物で伝統的にマテ茶として愛飲されています。
 
成分として、カフェイン、テオブロミン、テオフィリンなどのアルカロイドやファイトケミカルのフラボノイド類、タンニン類、アミン類が含まれ、これらが相乗して働くと考えられています。
 
基基礎研究では、脂肪細胞でのノルアドレナリンによる脂肪分解作用や脂質酸化促進による抗肥満作用が示唆されています。
 
 
マテ茶として飲む分には特に健康被害は報告されていません。
桑の葉

おすすめ度 ★

 
古来より日本や中国では、桑の葉を煎じたものを糖尿病に利用してきました。近年の研究によって、桑の葉に含まれる「DNJ」という成分に食後の血糖上昇を抑える働きがあることがわかっています。
これは、糖質分解酵素「αグルコシダーゼ」の働きを阻害することで糖質の分解を抑え、血中にブドウ糖が急激に増えるのを抑えるためで、結果的にインスリンの必要量が抑えられ、糖尿病の予防が期待できます。
食生活を改善した上で、補助的に利用すること、また食前に服用する事が大切です。
 
腹部膨満感やおならが出るといった消化帰経の副作用は、小腸で分解されなかった糖質が大腸に運ばれて、大腸菌によって分解されてガスが発生するためです。これらの消化器症状は継続により、症状は消失します。
 
糖尿病の薬をすでに飲んでいる場合は、薬の効果に影響する可能性があるため、服用の際には専門家に相談しましょう。
白いんげん豆抽出物

おすすめ度 ★

 
 
白インゲン豆には、膵臓から分泌される炭水化物分解酵素である「αアミラーゼ」の働きを阻害する成分が含まれており、食事中の糖質の分解・吸収を遅らせることで血糖値の上昇を緩やかにし、糖尿病や肥満防止への効果が期待されています。
 
具体的には、食前に摂取すること、食後に血糖値が急激に上がるのを抑え、インスリンの分泌を穏やかにし、脂肪の蓄積を防ぐことができると考えられています。
 
糖尿病の治療中の場合には、薬の効果に影響する場合もあるため専門家に相談しましょう。
キトサン

おすすめ度 ★

 
 
キチン・キトサンはカニやエビ等の甲殻類の殻に含まれる多糖類の一種で、ヒトの体内では消化されない食物繊維です。
 
キチンをアルカリ処理するとキトサンとなります。
 
キトサンは、消化管でコレステロールや脂溶性ビタミン、胆汁酸などと結合しLDLコレステロールの低下や、高血圧、脂質異常症、糖尿病などの改善効果があるとされています。
 
 
脂溶性ビタミンの吸収抑制効果があることから、これらを含むサプリメントや薬を摂る場合には同時に飲まないようにしましょう。
コレステロール値低下作用を十分に得るためには、食事療法を行った上で、1日1000mg以上が必要となります。
また、腹部膨満感などの消化器症状が起こる事があります。
アレルゲンとなりうるタンパク質は除かれていますが、念のため甲殻類アレルギーがある方は控えましょう。
カルニチン

 

おすすめ度 ★★
 
 
カルニチンは、脂質代謝に必要なアミノ酸で、食品中では肉類に多く存在し、また肝臓でメチオニンやリジンから合成されます。
生体内では、98%程度が骨格筋や心筋に存在し、ミトコンドリアでの脂肪酸の利用に必須の成分のため、運動時に体脂肪を効率よく減らすためのサプリメントとして利用されています。
 
脂肪を効率よく燃やし、中性脂肪を減らすためには運動前にカルニチンを摂るようにましょう。
食酢

おすすめ度 ★

 
 
黒酢や香酢、果実酢など多くの飲料が販売されています。
 
主成分は酢酸で、その他有機酸、アミノ酸が含まれます。
 
酢酸は疲労回復作用、消化液分泌促進作用、カルシウム吸収促進作用、血圧上昇抑制作用、肥満改善作用などが報告されており、「特定保健用食品」としても効能表示が認められています。
 
胃酸分泌を促すため、そのままでは胃への刺激が起こりやすく、空腹時は避け、また薄めて飲むのが一般的です。
 
短期間では効果を感じにくく、継続して利用しましょう。
 
飲みやすいお酢を適度に希釈して飲めば、あえてサプリメントを利用しなくてもよいでしょう。

 

 

 
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