中性脂肪が高い

 
中性脂肪は、食事に含まれる糖質や脂質から合成されて、血液中の脂質の一つでエネルギー源として利用されます。使われなかった分は脂肪細胞に蓄えられるため、中性脂肪が高いと肥満を招きます。
 
コレステロール値が高い場合と同様に、中性脂肪が高い場合も「動脈硬化」になるリスクが高くなります。
 
中性脂肪が高くなると、HDL(善玉コレステロール)が減少し、コレステロールの回収率が低下して、さらに動脈硬化を促します。
 
中性脂肪は、体内合成されるコレステロールとは異なり、食事に大きく左右されます。
食事の過剰摂取と運動不足が続くと、中性脂肪の合成と蓄積が進みます。
 
特に、中性脂肪が高い方は、甘いもの・炭水化物の摂り過ぎに注意が必要です。
特に、ブドウ糖や砂糖・果糖などの糖分はインスリンの分泌を招き、結果的に中性脂肪の合成を促進します。
 
中性脂肪は、「インスリン抵抗性」を招きます。インスリン抵抗性では、インスリンは分泌されますがインスリンが効きにくくなり血中のブドウ糖の取り込みが低下して、糖尿病になるリスクも高くなります。
 
 
中性脂肪をコントロールする生活習慣
●糖分の摂り過ぎ・炭水化物の摂り過ぎに注意
●運動習慣
●腹八分目
 
 
グーグル

おすすめ度 ★

 
グーグルは、インドの伝統医療において用いられてきたハーブで、近年脂質異常症を改善するサプリメントとして注目されています。有効成分として、グーグルステロン類があり、これらの成分がコレステロール代謝に関係するホルモン核内受容体に拮抗的に働き、コレステロール低下作用を示すと考えられています。
 
基礎研究では、抗酸化作用、抗炎症作用が報告され、予備的臨床試験では脂質異常症の改善報告がありますが、十分とは言えません。
 
 
ビターオレンジ
おすすめ度 ★
 
 
「シトラス・アランチウム」とも呼ばれる、ミカン科の果実で、和名は橙です。果実や果皮に含まれる「シネフリン」「オクトパミン」「チラミン」等のアミノ酸に、アドレナリン作動性が認められ、交感神経の働きを亢進することで、有酸素運動と併用した場合に体脂肪を効率よく燃焼させると考えられています。
 
 
ただし、減量効果を確信できる臨床試験は十分とはいえず、効果を得るには有酸素運動を併用する必要があります。
 
 
マテ
おすすめ度 ★
 
 
マテは、南米原産のモチノキ科の植物で伝統的にマテ茶として愛飲されています。
 
成分として、カフェイン、テオブロミン、テオフィリンなどのアルカロイドやファイトケミカルのフラボノイド類、タンニン類、アミン類が含まれ、これらが相乗して働くと考えられています。
 
基基礎研究では、脂肪細胞でのノルアドレナリンによる脂肪分解作用や脂質酸化促進による抗肥満作用が示唆されています。
 
 
マテ茶として飲む分には特に健康被害は報告されていません。
 
 
カルニチン

おすすめ度 ★★

 
 
カルニチンは、脂質代謝に必要なアミノ酸で、食品中では肉類に多く存在し、また肝臓でメチオニンやリジンから合成されます。
生体内では、98%程度が骨格筋や心筋に存在し、ミトコンドリアでの脂肪酸の利用に必須の成分のため、運動時に体脂肪を効率よく減らすためのサプリメントとして利用されています。
 
脂肪を効率よく燃やし、中性脂肪を減らすためには運動前にカルニチンを摂るようにましょう。
 
 
クリルオイル
おすすめ度 ★★
 
クリルオイルは、オキアミに由来する成分でオキアミ油とも呼ばれています。
成分として、EPA、DHAやアスタキサンチチン、ビタミンAやD、リン脂質などが含まれます。
 
臨床試験おいては、EPA・DHAを主成分とする魚油サプリメントよりも脂質異常改善、月経困難症に対する有効性が示されています。
脂質異常の改善を目的とした場合には、1日500mg程度を継続して利用しましょう。
 
 
EPA&DHA
おすすめ度 ★★
 
 
魚油に多く含まれる多価不飽和脂肪酸で、n-3系の脂肪酸に分類されます。
 
医薬品としても、脂質異常の改善を目的として EPAが利用されています。
 
体内では、血液を固まりにくくして血栓を抑制したり、脂質異常の改善効果、精神症状の安定化作用などに関与しています。
また、アレルギー反応抑制や抗炎症作用も持っており、血管の健康維持に働きます。
 
臨床研究では、1日数百ミリから、2g程度の投与が行われており、「日本人の食事摂取基準」の目標値は、EPA・DHAを合わせて1g以上とされています。
 
イワシやサバ等の青魚、マグロの眼球付近の脂肪組織などに多く含まれていますが、平均的な日本人の食生活では半分ほどしか摂れていないとされています。
 
特に魚が苦手な方は、サプリメントの利用もよいでしょう。
 
出血傾向のリスクが懸念されますが、実際に問題となるケースは報告されていないようです。
ただし、他に血液凝固抑制作用のある薬を服用している場合には注意が必要です。
 
 

 

 

 

 
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