便秘

便秘は、大きく機能性便秘と器質性便秘に分けられます。
器質性便秘は、大腸の変形やポリープ、手術などで構造的な変形が起こり便秘となるもの。機能性便秘は腸の働きが低下することで便秘になるもの。
 
多くの方は、食生活や生活習慣、便秘薬の使い過ぎなどで調の機能が低下して起こる「機能性便秘」に悩まされています。
特に、女性や高齢者では多く見られます。
 
だた、ここで安易に便秘薬に頼っては、腸が自力で動こうとする本来の機能をさらに弱めてしまい、便秘薬がなくては排便できない状態に、もしくは便秘薬を飲んでも出ないという状態になりかねません。
 
便秘になる原因は様々ですが、主なものとして
●不規則な食事
●炭水化物の摂取不足(とくにご飯)
●食物繊維の摂取不足
●ストレスにより自律神経が乱れている
●朝に排便する習慣を持っていない(出たくなったら行くというのではなく出なくてもトイレにいく習慣を持ちましょう)
●運動不足(腹筋を使う運動を毎日少しだけでも続けましょう)
 
この中で、食物繊維は、全ての便秘によいというわけではなく、小麦やシリアルに含まれる「不溶性食物繊維」は便が大腸に詰まっていて出ないような便秘にはかえって詰まりを酷くする原因になります。
 
食物繊維でも、水溶性食物繊は、水分保持能力が高いため、便をドロドロと粘りのある状態にし、また有害物質を外に出す働きがあります。
水溶性食物繊維は、リンゴやみかんなどのペクチン、海藻類のぬるぬる成分などがあります。
 
便秘には、排便を促す生活習慣を身につけること。
いくらよいものを食べても、きちんと吸収して不要なものを出さなければ、老廃物がどんどん溜まっていきます。
 
サプリメントは補助的に使用し、止められなくなる便秘薬はよっぽど酷い便秘のときのみに使うようにしましょう。

 

グアガム

おすすめ度 ★★

 
 
マメ科の植物グァーの種子に含まれる水溶性食物繊維で、有効成分の一つにガラクトマンナンが考えられています。
 
水溶性食物繊維は、腸内細菌叢の善玉菌を増やし、腸内環境を整える事でお通じの改善効果が期待できます。
 
また十分量の水と一緒に摂ると、水分を含んで膨らみ、腸の蠕動運動を活発にして膨張性下剤として働きます。
 
他の水溶性食物繊維と同様に、糖質・脂質の吸収を抑える働きがあります。
 
1日12〜15g程度を用いた予備的臨床試験において、便通改善、脂質異常症の改善といった報告がされています。
 
 
アロエ

おすすめ度 ★

 
 
アロエには、アロエベラとキダチアロエがあります。
有効成分には大きな違いはありませんが、区別して利用されています。
 
アロエベラは、食用にも使われており葉肉が入ったヨーグルトも販売されています。
 
アロエの緩下作用は、「アロイン」に由来するもので、葉皮に多く含まれています。
 
ただし、アロエベラの葉皮は医薬品として扱われ、サプリメントとしては利用できません。
 
キダチアロエは、葉肉も葉皮も利用されています。
 
 
ケフィア

 

おすすめ度 ★
 
 
ケフィアは、発酵乳の一種でプロバイオティクスとしての機能性を有するものです。
 
乳酸菌のみによる発酵で作られるヨーグルトとは異なり、乳酸菌と酵母を含む「ケフィアグレイン」を生乳に加えて発酵させて作られます。
 
様々な乳酸菌や酵母を含み、プロバイオティクスとしての整腸作用の他、乳酸菌が産生する「ケフィラン」という水溶性多糖類に抗菌作用、抗真菌作用、抗腫瘍作用などが知られています。
 
ケフィアを使ったヨーグルトも販売されているため、食品として利用するがよいでしょう。
 
 
乳酸菌

おすすめ度 ★★

 
 
乳酸菌は、糖を分解して乳酸を産生する菌の総称で、ビフィズス菌やアシドフィルス菌などの善玉菌に代表される腸内細菌で、腸内細菌の約20%を占めています。
高齢になるにつれ、善玉菌の割合が減って悪玉菌が増殖しやすくなります。
 
腸内の環境を整え、免疫系の正常化や老廃物緒の排泄など、健康維持するためのも積極的に食事からの摂取が望まれます。
 
1日あたり10〜100億個のビフィズス菌を摂取すると腸内環境の維持に効果的だとされています。
ヨーグルトを始め、キムチや漬け物等の発酵食品、また餌となるオリゴ糖などを積極的に食生活に取り入れましょう。
 
またヒトによって腸内の善玉菌の種類が異なるため、機能性ヨーグルトを利用する場合には、カラダにあったものを探すのがよいでしょう。具体的には2週間程度続けてみて調子がよいかを判断しましょう。
 
 

 

 
 ✔︎ 病院に行く前に漢方薬やサプリメントを試してみたい
✔︎ 病院に行くほどではないけれど不調を相談してみたい
✔︎ 漢方やサプリメントって本当に効果があるの?
✔︎ 市販の漢方薬やサプリメント、どれを選んだらいいのかわからない
✔︎ 漢方薬やサプリメントを使ってはいるけれど本当に私に合っているのかわからない
 
 あなたの疑問や質問にも専門家がお答えいたします。

 無料体質診断・相談はこちら

●こんなお悩みがご相談いただけます

月経トラブル・おりもののお悩み生活習慣病 不妊 鼻炎・花粉症・かゆみ等のアレルギー 睡眠トラブル 疲れやすい イライラ・うつ状態などの精神的なもの 頭痛・肩こり・冷え・のぼせ・めまい 便秘・下痢などの体質改善 シミ・シワなどの美容 アンチエイジング

漢方・サプリメント相談の流れ

 

①上記の相談フォームからご連絡ください

漢方問診票.docx (163089)をご記入いただき、お送りください

③問診票を元に、弁証・診断致します

④弁証・診断結果を元に、市販で購入可能な漢方薬・サプリメントをご提案します

 その際、生活習慣や食事、メンタルケアなど、現在の症状を和らげるためにために適切だと思われるセルフケア方法もご提案します。

 

注意事項

  1. 漢方の診断は本来、問診の他、望診・切診(脈を見る)・聞診を行い総合的に弁証するものですので、問診だけでは「証」の特定が難しい場合がございます
  2. より正確な弁証をするため、詳しくお聞きする場合がございます
  3. 問診により、個人を特定するような情報が第三者に漏れ悪用されることはございません。(名前・住所などの情報は必要ありません)
  4. 漢方・サプリメントの服用よりも、「治療」が必要だと判断した場合には医師の診察をお勧めすることがあります
  5. 現在服用中の薬・治療中の疾患がある場合には必ずお伝えください

 

 

無料でホームページを作成しよう Webnode