目の健康

 
眼の症状で多いのは、「ドライアイ」と「眼精疲労」
長時間、パソコン作業をしたり、空気が乾燥したエアコンがきいた部屋にいる長くいると症状が出てきます。
瞬きの回数が少ない方でも、ドライアイや眼精疲労は多いようです。
 
長時間の作業の時には、意識的に休憩して眼を休める工夫や、瞬きの回数を増やす、適度に目薬を差す等で対応しましょう。
 
高齢になると、白内障や緑内障、黄斑変性症などの眼の病気が増えてきます。
 
白内障は、高齢になるとほとんどの方がかかり、タンパクの変性によって生じるもので「活性酸素」の影響が大きく関係していると言われています。
 
抗酸化物質を多く含む野菜や果物を多く摂り、サングラスをして紫外線の影響を抑えるなどの工夫も必要ですが、白内障になった場合は手術をするのが一般的です。
 
緑内障の場合は、「眼圧」が高くなることで、視神経が圧迫されてやがて失明に至る病気で、早期発見と治療が必要となります。
眼圧が高くなくても、黄斑が圧迫される「正常眼圧緑内障」も増える傾向にあります。特に40歳以上では定期的に眼科を受診しましょう。
 
イチョウ葉エキス

おすすめ度 ★★★

 
 
イチョウ葉エキスは、ドイツやオーストリアでは医薬品として扱われ、臨床試験による有効性が認められている成分です。
 
有効成分は、フラボノイド類とテルペン類で、テルペン類の「ギンコライドB」は血小板活性化因子を阻害して血栓抑制効果を、フラボノイド類は酸化ストレスから組織を保護し、過酸化脂質の生成を抑えます。
 
これまで、認知症の改善報告や末梢神経障害の改善、高血圧や脳梗塞発症後の病状進行抑制や正常眼圧緑内障における視野欠損の改善などの報告があります。
 
1日あたり120〜240mgを2〜3回に分けて服用し、2〜3ヶ月服用後に効果を判断するのが一般的です。
品質のよいサプリメントは、22〜27%のフラボノイド配糖体と5〜7%のテルペン類を含むよう規格化されています。
 
利用の際には、有効量の成分が入っているかを確認しましょう。
 
 
ルテイン

おすすめ度 ★★

 
 
ルテインは、カロテノイド系のファイトケミカルで、目の網膜の保護や老化に伴う目の病気を防ぐ成分で、体内では主に網膜に存在しています。紫外線中の青色光線を吸収し、活性酸素による細胞障害・酸化ストレスを防ぐ働きを持ちます。
 
臨床研究では1日30mgを摂取した場合の有効性を示すデータが報告されています。
 
通常は、1日6〜12mgをサプリメントで摂取しますが、すでに黄斑変性の疑いがある場合には20mg程度を摂取するとされています。
 
脂溶性のため、食後すぐか食事とともに摂りましょう。
 
カボチャやほうれん草、コーン、卵黄などに含まれる黄色の色素です
 
 
ヒアルロン酸

おすすめ度 ★

 
 
ヒアルロン酸は、皮膚や軟骨、関節液等の組織に存在するムコ多糖類の一種で、優れた保湿機能を持ち、皮膚の弾力や、保湿に重要な成分です。
 
皮膚のヒアルロン酸は、加齢とともに減少するため、エイジングケアの成分として注目されています。薬品でも使用されている比較的安全性の高い成分です。
 
特に決められた摂取量はありませんが、効果を実感するためには長期の服用が必要となります。
また、ヒアルロン酸は高分子で吸収されにくい成分なので、低分子化されたものが吸収されやすいでしょう。
 
 
黒大豆皮抽出物

おすすめ度 ★

 
 
有効成分として、アントシアニン類を含み、抗酸化作用による眼精疲労への効果が示唆されていますが、基礎研究や臨床試験による有効性を示す報告は十分ではありません。
 
 
コエンザイムQ10
おすすめ度 ★★★
 
 
コエンザイムQ10(CoQ10)は、体内のエネルギー源であるATPを作り出すために必要な補酵素で、細胞や組織の働きを補助します。医薬品成分として、心疾患に利用されており、安全性、効果ともに認められている成分です。また、強力な抗酸化作用があり、エイジングケアや生活習慣病の予防効果も期待されています。
食物からの摂取の他、体内でも作られますが20歳を境にどんどん作られる量が減っていき、必要量は増えて行きます。
 
 
医薬品としては1日30mgで服用します。サプリメントとしては、1日60〜300mg程度で販売されているものがありますが、一般的には100mg/日を目安としましょう。
 
食品からこの量を摂取しようとすると、肉や魚を大量に食べる必要があるため、サプリメントの利用がおすすめです。
 
 
EPA&DHA

おすすめ度 ★★

 
 
魚油に多く含まれる多価不飽和脂肪酸で、n-3系の脂肪酸に分類されます。
 
医薬品としても、脂質異常の改善を目的として EPAが利用されています。
 
体内では、血液を固まりにくくして血栓を抑制したり、脂質異常の改善効果、精神症状の安定化作用などに関与しています。
また、アレルギー反応抑制や抗炎症作用も持っており、血管の健康維持に働きます。
 
臨床研究では、1日数百ミリから、2g程度の投与が行われており、「日本人の食事摂取基準」の目標値は、EPA・DHAを合わせて1g以上とされています。
 
イワシやサバ等の青魚、マグロの眼球付近の脂肪組織などに多く含まれていますが、平均的な日本人の食生活では半分ほどしか摂れていないとされています。
 
特に魚が苦手な方は、サプリメントの利用もよいでしょう。
 
出血傾向のリスクが懸念されますが、実際に問題となるケースは報告されていないようです。
ただし、他に血液凝固抑制作用のある薬を服用している場合には注意が必要です。
 
 
ビタミンC

おすすめ度 ★★★★

 
 
ビタミンCは、体内の様々な代謝の過程で作用し、抗酸化作用が注目されています。ヒトでは体内で合成できないため、食品からの摂取が必須のビタミンで、美容面の他、がんのリスク低下、高血圧の予防と改善、動脈硬化疾患への効果など、健康の維持や疾患予防に大変重要な働きをするビタミンです。
 
抗ストレスホルモンの合成に必要なことから、ストレスが多い方、喫煙者では消費量が多くなり、通常よりも多く摂ることがおすすめです。
 
比較的短時間で体外に排出されるため、効果を維持するためには食事の度に摂るなど1日に何回かに分けて摂るほうがよいでそう。
健康保持や疾病予防には、500〜2000mg程度の商品が多く販売されています。日本では、特に上限量は定められていませんが、摂り過ぎると下痢や胸焼けなどの胃腸症状が現れることがあります。

 

 
 

 

 
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