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めまい
中医学では、めまいのように揺れ動くような症状を「風」と称し、体内環境が原因で起こる風を「内風」といいます。
めまいは、強いめまいと軽いめまいに分類されます。
強いめまいとは、周囲が回転したり揺れ動き、倒れそうになったり起き上がる事ができないほどで日常生活にも支障があるもので、軽い眩暈とは動作時にくらっとしたり、頭がぼーっとして目がくらむくらむという程度の軽いものです。
強いめまいは、体内で生じた「痰」や「痰熱」「火」などの邪が「風」ともに頭部に上昇して起こるもので、軽いめまいは、気・血・精の不足した状態、病理産物が清陽の上昇を滞らせることで起こります。
●強いめまい
風痰上擾タイプ
疲労、緊張、イライラ、睡眠不足、暴飲暴食といった様々な原因で、気機が失調して内風を生じ、脾の運化機能失調でできた痰とともに頭部に上昇してめまいを引き起こします。
【症状】
回転性の強いめまい・立っていられない・激しい吐き気と嘔吐・普段から食欲不振・腹満・身体が重だるい・頭が重い・軟便・白くべったりした舌苔
方剤:半夏白朮天麻湯
風熱上擾タイプ
精神的ストレス、怒りなどによる肝火、あるいは辛いものの摂り過ぎやアルコールによる胃熱などで体内に生じた火が、脾の運化機能低下によって生じた「痰」と結びついて頭部に上昇してめまいを引き起こします。
【症状】
めまい・吐き気・嘔吐・怒りっぽい・不眠・口が苦い・黄色く苦いものを吐く・胃痛・黄膩苔
方剤:温胆湯 黄連温胆湯
肝陽火風タイプ
精神的ストレス、激しい怒り、感情の鬱積などで肝火と内風が生じ、上昇してめまいを引き起こします。激しい持続的な症状が特徴です。
【症状】
強いめまい・ふらつき・激しく持続性の頭痛・難聴・耳鳴り・イライラ・怒りっぽい・のぼせ・顔面紅潮・目の充血・口が苦い・不眠・舌質が紅
方剤:天麻鈎藤飲 竜胆瀉肝湯
陰虚陽亢タイプ
先天的虚弱、慢性病や熱病、肝陽火風が長引いて陰液が消耗し、陰液不足で陽気が盛んになり、火熱となって上部をかき乱すためめまいが起こります。
反復性で、それほど激しくはなく、陰液不足の症状を伴います。
【症状】
めまい・ふらつき・頭痛が反復して起こる・目の乾燥・皮膚の乾燥・口の乾燥・やせ・のぼせ・ほてり・寝汗・焦燥感・夢をよく見る・舌質は紅で乾燥・舌苔は少ない
方剤:鎮肝熄風湯 大定風珠
●軽いめまい(めまい感・ふらつき)
気虚下陥タイプ
先天性虚弱、慢性病、老化、過労などで気が不足し、気機が下陥するために清陽が上昇せず、重力に逆らって血液を上部に押し上げる推動力が不足しているために、頭面部が空虚になってめまいが生じます。
【症状】
立ちくらみや動作時のふらつき・疲労時に酷くなる
疲れやすい・元気がない・食欲不振
方剤;補中益気湯
血虚タイプ
先天的虚弱、産後、出血、慢性病などで血が不足し、循環血流量が不足しているために頭面部を栄養できないためにめまいが生じます。
【症状】
急に首を動かしたり身体を動かすとくらっとなる・普段から頭がぼんやりする・目のかすみ・目の乾燥・顔色が悪い・爪の色が悪い・四肢の痺れ・舌質が淡白・元気がない・疲れやすい・気力がない・食欲不振
方剤:当帰補血湯 十全大補湯 人参養栄湯 帰脾湯
腎精不足タイプ(陰虚・陽虚・陰陽両虚)
先天性虚弱、老化、過度のセックス、多産などによって腎精が不足して脳を栄養できないためにめまいが生じる病態で、脳の代謝、栄養、循環などの全てが衰えた状態です。
【症状】
頭のふらつき・めまい感が慢性的に持続・思考力低下・耳鳴り・物忘れ・目のかすみ・腰や下肢が怠く力が入らない
●陽虚タイプ・・・冷え・寒がる
●陰虚タイプ・・・ほてり・のぼせ
方剤:亀鹿二仙湯 左帰飲 左帰丸 知柏地黄丸
水飲阻滞タイプ
先天的虚弱、慢性病、老化などによって陽気が不足し、水湿が停留して稀薄な水飲を生じ、水飲が三焦を通じて上部を犯し、ときにめまいを引き起こす病態で、水飲は移動しやすいため、間歇的に起こります。停滞した水飲が、血行や機能を阻滞して頭部に十分な血液が送られなくなった時にめまいが起こりやすくなります。
【症状】
ときに発作性のめまい感・ふらつき・むくみ・吐き気・嘔吐・下痢
方剤:五苓散 茯苓飲 苓桂朮甘湯 真武湯
瘀血阻滞タイプ
外傷などで生じた瘀血が清陽の上昇を阻滞してめまいを生じる病態です。頭部打撲、むち打ちなどの後遺症としてみられ、微小血管内の出血や組織障害で上部の血行が阻滞されてめまいが発生します。
【症状】
めまい・頭痛・肩こり・耳鳴りが軽くなったりひどくなったりして持続し、天候や体調によっても症状は変化します。
方剤:桂枝茯苓丸 通導散 血府逐瘀湯

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