中医学と日本の漢方は違うのですか?
中医学の基本概念は、「唯物論的辨証法」と「整体観念」です。
唯物論:世界は物質からできており、陰陽二気の相互作用によって生じ、森羅万象が物質の変化によって発生する
辨証法思想:宇宙の森羅万象は絶対的なものではなく、流動しながら進展する
整体観念:人体は五臓六腑が連絡を取り合い、役割分担した集合体で、機能は協調して助け合い、個々の臓器の発病は全体に及ぶという考え方
少し難しく感じる概念ですが、全ての事柄には陰と陽の側面があり常に陰と陽がバランスをとり変化しながら存在するということ、また全ての事柄は絶対的なものではなく常に変化しているということです。
西洋医学では、血圧が高ければ「高血圧」、血糖値が高ければ「糖尿病」など、個々の病気は独立しています。
治療に使われる薬も、それぞれ違っており、薬で症状を抑える・原因を取り除くことを重視しています。
これに対して、中医学では、人体臓腑経路の生理や病理に基づいて病状を分析し、分類して治療することに重きを置いています。(これを弁証論治)といい、中症状が異なっても原因・証が同じであれば使われる方剤・治療法は自ずと同じになりますし、(異病同治)、症状が同じであっても、原因・証が異なれば違う治療を行います。(同病異治)
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