気滞タイプ

 
気が滞ることを「気滞」といいます。
 
生命活動の源である、「気」が滞ると、滞りのある部分に症状が現れるだけではなく、気とともに全身を巡って栄養を細胞に届ける血や水(津液)も滞るようになります。
 
鬱感などの精神症状を伴うのも、気滞タイプの特徴。
 
気滞とは、肝うつ気滞が根底にあり、不安感・憂鬱などの精神症状があるのが特徴です。
 
●過呼吸
●よくため息がでる
●のどのつかえた感じや上手く飲み込めない感じがある
●締め付けられるような頭痛
●イライラして怒りっぽい
●脇や胸がはる
●寝起きが悪い・不眠気味
●おならやげっぷがよく出る
●ストレスがかかると症状が悪くなる
 
気は全身をくまなく駆け巡りますが、気鬱タイプでは気の流れが滞り、局部に不快感が現れます。精神的は症状を伴うのが特徴で、ストレスにより悪化します。
 
気が滞っているため、油っこいものや甘いものは痰湿を生み、さらに気滞を悪化させる原因になります。
 
気を流す(行気)働きのあるものをがよいでしょう。
 
食材の種類 おすすめの食材
穀類
●小麦 ●粟 ●もち米
他にも、大豆が発酵した納豆もよいでしょう
野菜
行気作用の働きがある野菜の多くは香りが強いのが特徴。芳香性があるものは、気を巡らせると言われています。
●セロリ ●タマネギ ●大根 ●ニラ ●にんにく ●葱 ●春菊 
●ナズナ●ピーマン ●キクラゲ ●キャベツ ●人参 ●白菜 
●オクラ ●かぶ ●枝豆 ●えのき茸 ●カリフラワー ●小松菜 
●こんにゃく●さやえんどう ●ブロッコリー ●レタス
肉・魚
●イカ ●牡蠣 ●鮭 ●サバ ●ほたて ●さんま ●わかめ
果物
気の滞りをなくすのは、「行気」作用があるもの。
酸味のある果物は、気を巡らせる働きがあります。
特に、みかんの皮は「陳皮」といい、生薬として使われています。
●みかん ●あんず ●いちじく ●きんかん ●キウイ 
●グレープフルーツ ●ゆず ●ライチ ●レモン
乳製品
乳製品は、酸味のあるヨーグルトがよいでしょう。
ナッツ類
●アーモンド ●エゴマ ●カボチャの種
スパイス・調味料
 
気が滞っている場合には、「行気」といって、気を流し巡らせる働きのあるものが適しています。
多くの芳香性の食材は、「行気」作用を持っています。
●紫蘇 ●唐辛子 ●バジル ●八角 ●からし ●クミン ●タイム
●パセリ ●ローズマリー ●三つ葉
また、発酵した調味料もよいでしょう。
●醤油 ●味噌 ●塩 ●酢
 
嗜好品としては、コーヒー が気を巡らせる効果があります。
●焼酎 ●ワイン ●ビール ●日本酒
 
などのアルコールは発酵したものですので、気を巡らせる働きがあります。
この中で、ビールはカラダを冷やしますので冷えが強い方は避けましょう。
中薬・
 ハーブ
 
●エゾウコギ ●西洋人参 ●レモングラス ●レモンバーベナ
●ラベンダー●セントジョーンズワート ●ジャスミン

 

 
 
 
 
 ✔︎ 病院に行く前に漢方薬やサプリメントを試してみたい
✔︎ 病院に行くほどではないけれど不調を相談してみたい
✔︎ 漢方やサプリメントって本当に効果があるの?
✔︎ 市販の漢方薬やサプリメント、どれを選んだらいいのかわからない
✔︎ 漢方薬やサプリメントを使ってはいるけれど本当に私に合っているのかわからない
 
 あなたの疑問や質問にも専門家がお答えいたします。

 無料体質診断・相談はこちら

●こんなお悩みがご相談いただけます

月経トラブル・おりもののお悩み生活習慣病 不妊 鼻炎・花粉症・かゆみ等のアレルギー 睡眠トラブル 疲れやすい イライラ・うつ状態などの精神的なもの 頭痛・肩こり・冷え・のぼせ・めまい 便秘・下痢などの体質改善 シミ・シワなどの美容 アンチエイジング

漢方・サプリメント相談の流れ

 

①上記の相談フォームからご連絡ください

漢方問診票.docx (163089)をご記入いただき、お送りください

③問診票を元に、弁証・診断致します

④弁証・診断結果を元に、市販で購入可能な漢方薬・サプリメントをご提案します

 その際、生活習慣や食事、メンタルケアなど、現在の症状を和らげるためにために適切だと思われるセルフケア方法もご提案します。

 

注意事項

  1. 漢方の診断は本来、問診の他、望診・切診(脈を見る)・聞診を行い総合的に弁証するものですので、問診だけでは「証」の特定が難しい場合がございます
  2. より正確な弁証をするため、詳しくお聞きする場合がございます
  3. 問診により、個人を特定するような情報が第三者に漏れ悪用されることはございません。(名前・住所などの情報は必要ありません)
  4. 漢方・サプリメントの服用よりも、「治療」が必要だと判断した場合には医師の診察をお勧めすることがあります
  5. 現在服用中の薬・治療中の疾患がある場合には必ずお伝えください