風邪をひきやすい

風邪の原因の多くはウイルスであり、寒冷で乾燥した環境を好むため秋の終わりころから冬にかけて流行します。
ただ、年中風邪をひきやすい方もいらっしゃり、この場合はカラダの防御力が落ちていることが原因です。
 
免疫抑制剤やステロイド剤など、免疫力を低下させる薬を服用している場合には、風邪をはじめ感染症にかかりやすくなります。
 
ただ、体質的なものであれば抵抗力を高めるための生活習慣を身につけ、ウイルスが体内に入らないように、また入っても戦う力をつけることが風邪の予防には有効です。
 
中医学的には、「気虚」タイプで風邪にかかりやすくなります。このタイプでは、他に
●やる気が出ない
●疲れやすく体がだるい
●少し動くだけですぐ汗をかく
●声に力がない
●めまい・動悸・息切れしやすい
●食欲があまりない
●一度にたくさん食べられない
●下痢しやすい
などの症状があります。
 
風邪はごくありふれた病気ですが、特に体力が低下した状態でかかった場合、長引くと肺炎などの重症な病気となることもあり、また喘息や慢性気管支炎などの呼吸器系の病気が疑われる場合もあります。
 
長引く風邪は、病院を受診して正確な診断と治療を受けましょう。
 
風邪をひきやすい体質は、食事や生活習慣の見直しと補助的なサプリメント、また漢方薬での体質改善も有効です。
 
オリーブリーフ
おすすめ度 ★
 
 
オリーブは通常実や油を食用にしますが、サプリメントとしては葉が使われます。
オリーブリーフには、特有の成分、テルペン類のオレユロペンやフラボノイド類などの抗酸化成分が含まれています。
 
糖尿病、高血圧、脂質異常症について研究され、それぞれ改善されたという報告があありますが、基礎研究や臨床研究は十分とはいえません。
 
短期間では効果がでないため、継続して利用する必要があります。
 
成分に対して発疹や胃腸障害などが起こることがあります。
 
 
エキナセア
おすすめ度 ★★★
 
 
北米原産のハーブで、免疫力を高め感染症に効果があるとされ、飴などの食品にも利用されているハーブです。
 
有効成分として、免疫系を活性化させる多糖類や糖タンパク質、揮発油、フラボノイド類があり、マクロファージの貪食を促してリンパ球の機能を亢進することで作用を示すとされています。
 
風邪やインフルエンザの初期に摂取すると、症状の緩和効果も期待できます。
 
予防的には、2週間継続して1週間休むというサイクルを繰り返す方が継続するよりも効果的だとされています。
 
治療目的や症状の緩和では、初期には多めに、その後減量しながら1週間程度摂取しましょう。
 
 
プロポリス

おすすめ度 ★★

 
 
プロポリスは、ミツバチが樹木から集めた植物成分にミツバチの分泌物が加わって作られた物で、強い殺菌作用や抗酸化作用を持っています。
 
有効成分は、フラボノイド類やテルペン類でこれらが、抗酸化作用、抗菌作用、肝臓保護作用、抗炎症作用、胃粘膜保護作用などの多彩な効果を示すと考えられています。
 
日本でも多くの基礎研究がされており、有効性が認められています。
 
 
原産地によって成分が異なり、ブラジル産のプロポリスが優れているとされています。
 
 
亜鉛
おすすめ度 ★★★★
 
 
亜鉛は、味覚や嗅覚、免疫機能、性腺機能、アルコール代謝などに関わるの200種以上の酵素の働きに必須のミネラルで亜鉛が不足すると、味覚異常や免疫力低下、皮膚疾患などの代謝異常によるトラブルが見られます。
 
特に代謝の激しい組織ほど不足による栄養が出やすく、不足するとまず味覚異常などが表れます。
 
亜鉛を継続して摂取していると、風邪をひいても回復が早いことが知られています。
 
風邪に対して服用する場合には、風邪をひいてから24時間以内に摂取するとよいでしょう。
 
 
 
 

 

 

 

 
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