足首の運動で血流アップ!
2016年03月31日 18:26
心臓の働きを助ける「足首」
心臓は、毎日全身に血液を送り出し、全身から血液を集めるポンプの働きをしています。
心臓の筋肉である心筋の寿命は最大で130年くらいと言われており、私たちの寿命は、この心臓のポンプ作用の主役である心筋に依存しているのです。
重力があるため、下の方へ血液が流れる時には容易ですが、戻る時には重力に逆らう必要があります。心臓のポンプ作用は強力なので、心臓に近い場合は問題はありませんが、足は最も心臓から遠い場所のため、足の筋肉の働きが血液を戻すためには重要になります。
足の働きが十分でないと、血液が足の静脈に溜まり、むくみを生じたり酷い時には静脈瘤をおこしてしまいます。
特に夕方になるとむくみが強くなる場合はでは、足の筋肉が十分に使えていない事も原因です。
歩くのが足の筋肉を使うためには最もいいのでしょうが、デスクワークの場合は日中それほど歩けないこともあるでしょう。座っている姿勢が長い場合は、こまめに足首を上に向けましょう。
それだけで、ふくらはぎの筋肉を使うため血液の流れが一気に速くなり、心臓への血液の戻りを助けてくれます。
心臓へ戻る血液の量が増えると、送り出される血液の量も増えて脳が血液で満たされ、頭もすっきり、はっきりしてきます。
特に、午後に疲れを感じた時には意識して足首を上に向けてみましょう。