クレンジング・洗顔が肌を傷める原因に
たくさんのスキンケア商品の中から、肌にあったものを選ぶのは大変ですね。
基礎化粧品のそれぞれの役割を知り、肌にあったものを肌の状態に合わせて正しく使うことがスキンケアで最も大切なことです。
もう一つ重要なことは、「肌の奥までとどく○○」などとうたった商品に注意すること。
皮膚のバリア機能を壊して、有効成分を届かせるように作られている化粧品はトラブルの元です。
まずは化粧品の役割を知りましょう。
目的によって必要な成分が入っていることが大切です
クレンジングの目的は、メイクの汚れを落とすこと。
肌を守るためにも、日焼け止めやファンデーションは欠かせません。
ただし落とすときに、洗浄力の強いクレンジングを使っていては、肌トラブルの原因になります。
日焼け止めやファンデーションは石けんで落とせるタイプがおすすめです。
様々石けんで落とせるタイプの日焼け止めを試してみましたが、多くは不自然に白くなり、肌に合わないとかゆくなる・乾燥するなどのトラブルが出てしまっしまい断念。
今はランコムのUVエクスペールXLに落ちついています。日焼け止めにしては値段が高いですが、少量で伸びるのと艶が出て肌がきれいに見えるため、ファデーションいらずで、重宝しています。
毎日のクレンジングで、肌をこすることは、肌にとってとても負担な事。
気づかないうちにできているシミは、毎日のクレンジングが原因かもしれません。
ポイントメイクも、オーガニックにこだわったものであれば、石けんで落とせるものが多いです。
お気に入りのブランドが石けんで落とせないタイプのものであれば、オイルで落とすのが最適です。
ただ、ポイントメイクの拭き取りは、適切にしなければ最も肌を傷める原因になります。
クレンジングが不十分だと、油分が残ってニキビやくすみの原因になったり、化粧水や美容液の妨げになったりします。
反対に、クレンジングをし過ぎると、皮脂が取り除かれ過ぎて、角層のバリア機能が低下し、乾燥が酷くなります。
ポイントメイクはなじみの良い、オリーブオイルでメイクをなでるようになじませてください。ここでごしごしと擦ってはだめ。
後で石けんでしっかりと洗い流すので、ここでは洗わずに、軽くティッシュオフする程度で大丈夫です。
オリーブオイルは、マッサージ等に使うキャリアオイルや薬局で販売しているものを使用しましょう。
ポイントメイクを落としたら、次は洗顔です。
洗顔におすすめなのは、固形石鹸。

皮脂に近く、皮脂を取りすぎないオリーブオイルの固形石鹸がおすすめ。
しっかりと泡立てネットなどで泡立てて、肌を包み込むように洗い、しっかりと泡を洗い流します。
洗顔の目的は、汗や自分の肌から出る皮脂の汚れを落としたり、メイク汚れの残りを落とすことです。
石けんに保湿や美白をうたう成分が含まれることがありますが、すぐに洗い流すものなので全く入っている意味はありません。