棗参宝

棗参宝は、黒棗(くろなつめ)、朝鮮人参、阿膠(コラーゲン)を含む健康食品です。

棗・朝鮮人参(人参)・阿膠は、漢方の方剤にも使用されている中薬です。
 
人参は、全身の気を補う働きがあり、元気がない、食欲不振、疲れやすい、手足に力が入らないなどの症状があるときや、呼吸困難、咳嗽、息切れ、自汗などの症状を改善する働きがあります。
 
また、補血薬や補陽薬と用いてこれらの効能を強める働きもあります。
 
棗(なつめ)は大棗(たいそう)と呼ばれ、人参と同様に補気する働きがあります。脾胃虚弱で怠さや食欲不振がある、また営血の不足で不眠・不安などの情緒不安定に用いられます。
気と血を補い、母体の環境を整えるにはとてもよい中薬で、薬膳でも利用されています。薬膳茶として、棗にお湯に浸して飲む場合もあります。
 
阿膠は、ロバの皮から精製された膠質で、真陰を補い、滋陰補血の要薬として利用されています。
血虚で顔色がくすんでいる、ふらつき、めまいなどがあるとき、また陰血不足で陰虚火旺の症状(ほてり・ふみん・落ち着かないなど)がある時に使われます。
 
陰血を補い、潤いを与え、気を補うことは、赤ちゃんにとっても母体にとっても大切です。
栄養表示では、コラーゲンは9粒中 52.0mgと少ない量しか入っていません。
コラーゲンの効果というよりは、人参と大棗の効果を期待した商品でしょう。
 
人参は、生薬の中でも非常に高価なものですので、品質のよいものを使用している商品は値段も高くなります。
この商品は、人参というよりも棗をメインとしているものですのである程度値段も抑えられています。
 
 
 
漢方薬は、気を補う代表法剤は、補中益気湯や十全大補湯です。疲れやだるさ、食欲不振などの気虚の症状が強いときには適した方剤です。 補中益気湯は、男性の不妊症や風邪が長引くときにも使われます。
 
補血の代表法剤は、四物湯です。特に女性は月経によって血が失われるため男性に比べて「血虚」の状態になりやすいと言われています。
一般に、生薬は、単味で使うよりも、生薬を絶妙に組み合わせて成り立つ「方剤」としての方が、効果も高く副作用も軽減できるとされています。
 
 
症状が強い時には、健康食品よりも、漢方薬の方が適しているのではないでしょうか。
 
販売元:「徳潤」

 

 

 
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