黒色の食べ物をとりいれる

薬膳では黒い色は、腎との関連が深いといわれ、腎精を養うものです。
根本的な体力や生命力の源となる腎。
 
胡麻やブドウには、ポリフェノールが多く含まれ、活性酸素の除去を助けてくれます。
また、のり、ひじき等の海藻類にはミネラルが豊富に含まれます。

 

黒い食べ物は、不足しがちなビタミン・ミネラルを補い、身体をさびから守ってくれると言えるでしょう。
 
今日、黒色の食べ物を食べましたか?
 
        

きくらげ

きくらげは、キノコの一種。プレビタミンDのエルゴステリン、カルシウム、鉄、ビタミンB群、βグルカン、マグネシウムなどを含みます。

キノコに多く含まれるβグルカンは、免疫力アップや便秘改善、抗がん作用があると言われる成分。

お料理に使うとなると、もどさないといけないし、結構面倒。

毎日少しずつ摂ることができるふりかけなどはいかがでしょう。

くるみ

 

ナッツ類に共通した特徴として、高たんぱく、高脂肪、ビタミンE、ビタミンB1、B2、鉄、食物繊維などを豊富に含みます。くるみには動脈硬化を防ぐ脂質(リノレン酸)や、抗酸化作用のビタミンEも多く含まれるため疲労回復やアンチエイジングに有効です。薬膳では足腰の痛み・だるさ、便秘や肌荒れ、慢性の咳や喘息などにも使われます。
 
ペースト状のくるみなら手軽にとれ、またスプレットや、くるみ和え、お料理の隠し味など、幅が広がりますね。

黒ごま

黒ごまは、中医では「胡麻仁」と呼ばれ中薬として使われています。
身体の元となる精と血を補うことで、身体を根本から元気にする働きがあります。
胡麻特有のセサミンには、抗酸化作用、肝臓機能の向上が期待できます。
また、油分が多いため便通をよくする効果も期待できます。
胡麻の外皮は固く、消化・吸収されにくいため、すって食べるか胡麻ペーストとして食べるのがおすすめです。
 

納豆

健康食の代名詞とも言える納豆。原料となる大豆は、畑のお肉とも言われ多くのたんぱく質を含み、体内で十分に作られない必須アミノ酸を多く含みます。加工食品である納豆は、消化がよく、ビタミンB群やカリウム、カルシウム、マグネシウム等のミネラルや食物繊維を多く含みます。
 
女性に嬉しい大豆イソフラボンは、骨粗鬆症予防や更年期に悩まされる諸症状の予防に役立ちます。
 
血栓を溶解し、血液をさらさらに保つナットウキナーゼは、生活習慣病の予防に効果的。
 
美と健康を心がける方なら、納豆の恩恵を受けない理由は無いですよね。
 
ひじき
ひじきには、カルシウムと鉄分が豊富に含まれます。
 
海藻類に含まれるフコキサンチンが豊富に含まれるのも特徴。フコキサンチンは、健康効果としてアンチエイジングやメタボリックシンドロームの予防効果が期待されています。
 
戻すのが面倒な海藻類ですが、そのまま使える缶詰やアルミパックになったものも販売されていますので、手軽に利用できますね。
ココア
ココアには、食物繊維が多く含まれお通じに悩む女性には最適の飲み物です。また、からだを温める効果があるために、冷え予防にもなります。
暑い夏でも、冷たいアイスココアなら冷え過ぎを防いでくれますね。
糖分も高く、ダイエットには不向きと思われがちですが、同じカカオ豆から作られるチョコレートとは違い、脂肪分を除いたココアはダイエットにも最適な飲み物です。イライラするとチョコレートを食べたくなるという方にも、適度な甘味をつけたココアなら安心して飲めますね
ただし、市販のココアは添加物も多く、必要以上に糖分が含まれるため、自分で作りましょう。
 
ブルーベリー
ブルーベリーは、その高い抗酸化作用が注目されています。アントシアニンという抗酸化物質が豊富に含まれ、健康食品としても販売されているブルーベリー。
日本でも、各地で栽培されているため生でも手に入りやすい果物です。 旬の時期に、生のブルーベリーを食べましょう。
あえて、サプリメントや健康食品として摂る必要はありません。
わかめ
わかめには、高血圧を下げたり血液をサラサラにする効果があるといわれるアルギン酸などの食物繊維や、がん細胞抑制効果が注目を浴びるフコイダンが豊富に含まれます。
低カロリーでビタミン、ミネラルが豊富な海藻類の代表格。ふりかけ、スープなどで毎日少しずつ摂るとよいでしょう。
黒糖
黒糖は、上白糖に比べてカロリーがやや低く、鉄やカリウム、カルシウムといったミネラルを豊富に含んでいます。
ビフィズス菌を増殖させて腸内環境を整えるラフィノースという成分も含まれます。
砂糖には変わりはありませんので、上白糖の変わりに、黒糖を使うなどして毎日少しずつ摂りましょう。
 
黒豆
黒豆には、大豆の栄養に加え、抗酸化物質のアントシアニンが豊富に含まれ、がん予防やアンチエイジングに効果的。
煮豆や豆絞りなど、黒豆を使った手軽に食べられる食品を利用して、毎日少しずつ摂りましょう。
シナモン
スパイスとしてお菓子や料理にもよく使われるシナモンは古くから薬としてもさまざまなものに配合されてきました。使用量は少ないので、栄養素としては向きませんが、その「温性」の薬効が重要視されます。シナモンの成分(シンナミックアルデヒド)が血管を拡張し、血流を改善することから体を温め、冷えを取り除く作用を持ちます。幹皮の部分は「肉桂(にっけい)」と呼ばれ、中薬として主に身体を温める方剤に利用されています。
栗に多く含まれるビタミンCはでんぷん質に包まれているため、じゃがいもと同様に加熱調理してもあまり失われることがなく、効率的に摂取ができます。健胃作用や血行促進、腰膝の強化や頻尿などの腎機能の改善にも役立ちます。渋皮に含まれるポリフェノールの一種(タンニン)には強力な抗酸化作用が認められており、アンチエイジングやガン予防、血糖値の上昇の抑制など生活習慣病の予防にも効果を発揮します。皮ごと食べる渋皮煮がおすすめです。

 

 

 
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