赤ちゃんを望む女性のための基礎知識
不妊治療については こちら
ステップ①
女性のカラダには、卵巣・卵管・子宮・膣などの妊娠に必要な器官が備わっています。これらはホルモンの影響を受けながら、妊娠・出産に向けて準備を整えています。
①排卵
②受精
妊娠とホルモン
ホルモンは、月経周期に合わせて分泌され、女性の生理機能に深く関わっています。
月経周期・妊娠に関わるホルモンは5つあり、脳の視床下部・下垂体・卵胞から分泌されます。
視床下部から分泌されるホルモンには、性腺刺激ホルモン放出ホルモン・プロラクチン放出抑制ホルモンがあり、下垂体からのホルモン分泌を調整しています。下垂体から分泌されるホルモンには、卵胞刺激ホルモン(FSH)・黄体形成ホルモン(LH)・プロラクチン(乳汁分泌ホルモン)があります。
ホルモンの状態を良くすることが、赤ちゃんを授かることに繋がります。
ホルモンの種類 | 働き |
卵胞刺激ホルモン |
卵胞刺激ホルモンは、下垂体から分泌されるホルモンで、視床下部から分泌される性腺刺激ホルモン放出ホルモンによって分泌が調整されています。
主に月経周期の前半に放出され、卵巣での卵子の発育を助けるホルモンです。値が低いと卵巣が上手く機能せず、卵子が発育しません。
排卵期の血液検査で(ホルモン検査)正常かどうかを検査します。
保険が適応となるケースもありますが、自費であれば一般的には2000円前後で検査が可能です。
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卵胞ホルモン | 卵巣の卵胞から分泌されるホルモンで、子宮内膜を厚くし、受精卵が着床しやすい状態に整えます。また、子宮頚管の粘液量を増やし、サラサラにして精子が侵入しやすい状態を作ります。血液中のエストロゲンの濃度は、視床下部・脳下垂体のホルモン分泌に影響を与えます。 |
黄体形成ホルモン |
黄体形成ホルモンは、下垂体から分泌されるホルモンで、視床下部から分泌される性腺刺激ホルモン放出ホルモンによって分泌が調整されています。排卵及び黄体形成を促すホルモンです。
高濃度となったエストロゲンは視床下部に働いて性腺刺激ホルモン分泌ホルモン(GnRH)の分泌をさらに促します。 GnRHの分泌が促されると下垂体からLHが急激に大量放出(LHサージ)され、ピークの16~24時間後(放出開始から24〜36時間後)に排卵が誘発されます。保険が適応となるケースもありますが、自費であれば一般的には2000円前後で検査が可能です。 |
黄体ホルモン |
黄体形成ホルモンは、下垂体から分泌されるホルモンで、視床下部から分泌される性腺刺激ホルモン放出ホルモンによって分泌が調整されています。排卵及び黄体形成を促すホルモンです。
高濃度となったエストロゲンは視床下部に働いて性腺刺激ホルモン分泌ホルモン(GnRH)の分泌をさらに促します。 GnRHの分泌が促されると下垂体からLHが急激に大量放出(LHサージ)され、ピークの16~24時間後(放出開始から24〜36時間後)に排卵が誘発されます。保険が適応となるケースもありますが、自費であれば一般的には2000円前後で検査が可能です。 |
乳汁分泌ホルモン |
下垂体から分泌されるホルモンで、乳汁の分泌を促します。
妊娠していないのに値が高い場合(高プロラクチン血症)には、下垂体ホルモンの分泌が抑制されるため妊娠しにくくなります。
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ステップ②
不妊の原因について知る
子宮着床障害 |
先天性子宮奇形
子宮粘膜下筋腫
筋層内子宮筋腫
子宮内膜ポリープ
黄体機能不全
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卵管障害 |
細菌感染などによって卵管が塞がり、精子が卵子に到達できない場合など。
卵管閉塞
卵管狭窄
卵管采周囲癒着
卵管采の卵子ピックアップ障害
感染による卵管異常
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子宮内膜症 | チョコレート嚢腫 |
排卵障害 |
ホルモンバランスに問題があるため、卵胞が育たない、排卵が起こらないなど排卵に問題がある場合。
FSH分泌低下
多嚢胞性卵巣症候群
高プロラクチン血症
早発卵巣不全
甲状腺疾患
黄体機能不全
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子宮頚管の精子通過障害 |
抗精子抗体
頸管粘液の量が少ない・異常
頚管無力症
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男性の不妊の原因
男性に見られる不妊には、性機能不全・精路通過障害・造精機能障害・副性器障害(膿精液症)がありますが、多くの場合は精子を作る機能の障害(造精機能障害)にあると言われています。
男性の不妊検査では、まず精液検査を実施します。
精液検査によって、以下のような精子の異常が認められることがあり、無精子症や重度の精子無力症(精子の運動率が弱い)の場合には体外受精・顕微授精の対象となります。
◎乏精子症(精子が少ない:1ml中に2000万個未満)
◎無精子症(精子が作られない)
◎精子無力症(精子の運動性が低い)
※精液検査の正常値
精液量 1.5ml以上 精子濃度 1500万個/ml以上 総精子数:3900万個以上
精子運動率 40%以上 前進運動精子率 32%以上 正常形態率 4%以上 生存精子率 58%以上
性機能不全 |
勃起不全
射精不全
逆行性射精
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造精機能障害 |
精索静脈瘤
染色体異常
停留睾丸
突発性造精機能障害
閉塞性無精子症
乏精子症
精子無力症
奇形精子症
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精路通過障害 | 輸精管閉塞などにより精液が外に出られない |
副性器障害 |
副睾丸炎
前立腺炎
精囊炎
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ステップ③

基礎体温表の読み方
〜カラダ状態を読み取るNo.2〜高温期
授かりやすいタイミング
ステップ④
授かりやすいライフスタイルを身につける!
授かりやすいライフスタイル〜睡眠・生活習慣〜
授かりやすいライフスタイル〜男性篇〜
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その際、生活習慣や食事、メンタルケアなど、現在の症状を和らげるためにために適切だと思われるセルフケア方法もご提案します。
注意事項 |
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- より正確な弁証をするため、詳しくお聞きする場合がございます
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