中医学的な病気の原因を考える その⑤「燥」

燥は、空気が乾燥してくる秋を支配する気で、秋になると大気が澄んできて冷たくなってくるために空気が引き締まり、空気中の水分が減るため乾燥してきます。

燥邪は、口や鼻の粘膜から肺に侵入して肺の防御機能が低下させるため、肺の疾患が増える時期でもあります。

燥邪は大きく「温燥」と「涼燥」の2つに分けられます。

初秋では、残暑が残っているためにまだそれほど空気は冷えていないため、温燥の邪となり、冬に近づくにつれて寒気が合わさって涼燥の邪となります。

 

燥邪の特徴

①乾燥させて津液を損傷しやすいため、口や鼻の粘膜が乾燥し、喉がいがらっぽくなったり、喉が渇いたり、皮膚がかさかさになったりひび割れる、髪の毛がパサパサする、尿量が減る、便の水分量が減って便秘がちになるなどの症状が現れます。

 

②肺は乾燥を嫌い、潤いを好む臓のため、燥邪による影響を受けやすいくなります。肺の機能が低下すると、宣発粛降が損なわれるため空咳してたんが出なかったり、粘り気のある痰で吐き出しにくかったり、痰に血が混じったり、ゼーゼーといった喘鳴の症状が現れます。

 

 
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