内傷による病気の特徴

外感病(環境要因によって引き起こされる病)では、六淫の邪が皮膚や口や鼻から侵入し、発病するために発病初期には表証と呼ばれるいわゆる風邪を引いた時の症状が現れます。

 

内傷による病の特徴

①五臓六腑を直接傷つける

感情刺激は、対応する臓腑を直接傷つけるほか、五臓六腑には相互の働きに影響しあっているため、関連する臓腑の気機や気血を失調させる。

例:心が影響を受けると、心は五臓六腑の大主(君主の官)なので、他の臓腑にも影響する

  鬱積した怒りは肝を傷つけ、肝気が乱されると脾胃に影響して脾胃の不調を引き起こす

  精神的な発病では心・肝・脾と気血の失調が多く見られるほか、火に変化して内熱を発生させることもある

  (心は血を管理し、肝は血を蓄え疏泄し、脾は気機の昇降の回転軸であり、気血を生む源である)

 

②臓腑の気機に影響する

臓腑には、気の流れがあり、この流れが臓腑の生理機能を保っていますが、過剰な感情が気機を乱すことにより様々な症状が現れます。

例:激しい怒りは肝気を逆乱させ、血を昇らせるために顔や目が赤い・吐血・意識が無くなって卒倒させる

  急に喜びすぎると、心気がだらけて集中できなくなって、酷ければ失神したり狂乱したりする

  ひどい悲しみや憂いは肺気を鬱し、意気消沈させて肺気を傷つける

  極度の恐れは腎気を固められなくして、気が下から出てしまうため大小便を漏らしたり、手足に力が入らない、遺精などが起こる

  急に驚かされると心が拠りどころをなくし、考えがまとまらず慌てふためく

  思い悩むと精神が過度に披露し、脾を損ねて気機が鬱結し、食欲不振や胃部の不快感が起こる

 

③感情の異常な起伏は症状を悪化させる

 
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