内傷七情〜七種類の感情の過剰な刺激が病気を引き起こす〜

中医学では、外感の邪(環境要因などの体の外から邪を体内に受けること)とは区別して、体内に発生する邪を「内傷の病」としています。

内傷の病を引き起こすのは、「七情」と呼ばれる「喜」「怒」「憂」「思」「悲」「恐」「驚」の七種類の感情です。

これらの感情は、生きていれば自然と湧き上がるものであり、それ自体が病気を引き起こすわけではありません。

ただし、これらの感情の刺激が強烈に発生した場合、また長期にわたって起こった場合には、生理的な範囲を超えて臓腑の気機を乱し、臓腑の機能や気血を失調させるため病気が引き起こされます。

 

これらの感情は臓腑と深い関係を持っており、感情が生理反応を超えて刺激となり臓腑をかき乱した場合、まずは対応する臓腑に影響があわわれます。

また、臓腑の機能や活動は、気が温められて回り、また血が滋養されて行われ、この臓腑が正常に働くことで喜怒悲憂恐などの感情が生み出されるとされています。

例えば、「怒」の感情と対応するのは肝で、ストレスなどにより肝気が乱されると、怒りっぽくなり、それがまた肝に働きかけて肝の機能を乱すことになります。

 

以下、五臓と感情には次のような関係があります。

心:喜

肝:怒

脾:思 

肺:憂・悲

腎:恐・驚

 

 

 

 

 
 ✔︎ 病院に行く前に漢方薬やサプリメントを試してみたい
✔︎ 病院に行くほどではないけれど不調を相談してみたい
✔︎ 漢方やサプリメントって本当に効果があるの?
✔︎ 市販の漢方薬やサプリメント、どれを選んだらいいのかわからない
✔︎ 漢方薬やサプリメントを使ってはいるけれど本当に私に合っているのかわからない
 
 あなたの疑問や質問にも専門家がお答えいたします。

 無料体質診断・相談はこちら

●こんなお悩みがご相談いただけます

月経トラブル・おりもののお悩み生活習慣病 不妊 鼻炎・花粉症・かゆみ等のアレルギー 睡眠トラブル 疲れやすい イライラ・うつ状態などの精神的なもの 頭痛・肩こり・冷え・のぼせ・めまい 便秘・下痢などの体質改善 シミ・シワなどの美容 アンチエイジング

漢方・サプリメント相談の流れ

 

①上記の相談フォームからご連絡ください

漢方問診票.docx (163089)をご記入いただき、お送りください

③問診票を元に、弁証・診断致します

④弁証・診断結果を元に、市販で購入可能な漢方薬・サプリメントをご提案します

 その際、生活習慣や食事、メンタルケアなど、現在の症状を和らげるためにために適切だと思われるセルフケア方法もご提案します。

 

注意事項

  1. 漢方の診断は本来、問診の他、望診・切診(脈を見る)・聞診を行い総合的に弁証するものですので、問診だけでは「証」の特定が難しい場合がございます
  2. より正確な弁証をするため、詳しくお聞きする場合がございます
  3. 問診により、個人を特定するような情報が第三者に漏れ悪用されることはございません。(名前・住所などの情報は必要ありません)
  4. 漢方・サプリメントの服用よりも、「治療」が必要だと判断した場合には医師の診察をお勧めすることがあります
  5. 現在服用中の薬・治療中の疾患がある場合には必ずお伝えください